1968-10-08 第59回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
それからまた引き続きまして三十四年の十一月十日でございますが、同じく軽工業局長から、当時のアセトアルデヒドとか塩化ビニールあるいは電解ソーダ等、有機水銀を排出するおそれがある工場約三十五に対しまして、その水銀の処理状況について厳重調査するように依頼をいたしました。その三十五工場の中にやはり新日本窒素肥料とかあるいは電気化学工業とか昭和電工等の関係各社が含まっております。
それからまた引き続きまして三十四年の十一月十日でございますが、同じく軽工業局長から、当時のアセトアルデヒドとか塩化ビニールあるいは電解ソーダ等、有機水銀を排出するおそれがある工場約三十五に対しまして、その水銀の処理状況について厳重調査するように依頼をいたしました。その三十五工場の中にやはり新日本窒素肥料とかあるいは電気化学工業とか昭和電工等の関係各社が含まっております。
電解ソーダ等につきましては、大体一割五分前後くらいになつております。それからフヱロシリコンは、これは特殊なものでありますが、これは二割を少し越す程度の比率になつております。主として一割を越すものは、今申しましたような程度の産業でございまして、その他のものにつきましては、大体一割か、多くのものは五、六%以下というような程度でございます。
化学関係なかんずく電気を主たる原料といたしまするところの化学肥料及び電解ソーダ等につきまして、最もこの点を懸念をいたしておつたわけでございまする。ところが実際の一月二月の実情を見てみますと、一月におきましては制度として追加割当という制度はなかつたのでございまするが、非常な異常豊水に惠まれまして、電力会社方面からの実際上の特配が一割以上あつたのでございます。